情報更新変更のお知らせ

《Facebookから更新のお知らせ》
今まで、Facebookで更新していた内容をこちらで更新します。今月は臨床工学技士が担当です。
人工透析室の紹介と看護師さんの募集要項を紹介します。

当院の透析室では月・水・金の午前と午後の2クールで透析をしております。透析室の開始は2003年頃にベッド数4床から始まり2015年に6床に増え、2018年に7床、そして今現在は10床で透析を行っております。
少ないベッド数で透析しているため、患者一人一人の体調の変化や状態にすぐ発見対応できるようになっており、患者さんが毎日笑顔で通院されるように努めております。
検査は月に一度胸部レントゲンと採血をしており、フットケアに対しても形成外科専門医の副院長とチェックを行い足病変への早期対応もやっております。
透析患者さんの死亡原因として約1/3が心臓病と言われています。透析患者さんは腎臓が働かないため、尿を生成できず余分な水分を体外に排出できず、体内にめぐる血液の量が増加して心臓に余分な負担がかかるためです。動脈硬化、石灰化で内腔狭窄して心臓に酸素や栄養を送っている冠動脈が詰まることで起こる心筋梗塞等の、虚血性心疾患になりやすいと言われています。また下肢の動脈に起これば足の壊死が起こります。それがそのまま足の切断に至った患者さんは寝たきりになる人も多く、1年生存率は透析患者で52%。5年になると約80%以上が死亡、透析を受けていない人でも5年で約6割が死亡するという報告もあります。そのため患者さんの状態によりますが少なくとも年に2回、動脈硬化を調べるABI(足関節上腕血比)と心電図の検査をしております。
ほかにも定期的に超音波検査も用いて、シャントをはじめ腹部・甲状腺など幅広く検査しており、シャントトラブルや合併症など迅速に対応し、更なる検査や治療が必要な場合は伊勢赤十字病院や近隣の総合病院等を紹介させていただいております。
透析患者さんのお食事は基本、塩分、リン、カリウム、水分の制限が必要になります。体調を維持するためには制限の範囲内で、規則正しい、美味しいと思えるお食事が出来るよう管理栄養士による栄養指導をしてもらっています。
このように医師・看護師をはじめ多職種が連携をとり、各職種の専門性を発揮できるように取り組んで患者さんの治療に努めております。


また、看護師さんの募集も随時行っております(^^)
【働ける時間に働いてみませんか?初心者や未経験者などどなたでも大歓迎!!】
外来・病棟・透析 ご希望の部署へ配属されます!午前だけや午後だけなど子供の送り迎え時間の間だけ働きたい!また夜間当直だけでも働きたい!そのようなご要望もご相談に乗ります!実際そのようなスタッフは多数働いておりますのでお気軽に病院までご連絡下さい♪詳細はハローワークに記載されております。